先日、お客様からこんなお話を伺いました。
最近の子供たちは、固いものを食べる機会がないために、
あごの発達が非常に良くない。
そのため、歯がきっちりと生える十分なスペースがなく、
歯並びのためにわざと抜歯するケースもある。
おお、なんというもったいないこと!
こどもの美しい丈夫な歯を抜歯するなんて。
「子どもでも食べられる、やわらかいパンはありますか?」
とお客様から聞かれることがあります。
もちろんあるのですが!
わたしたちとしては、離乳食が終わったら、子どもにはぜひ固いものを!
とお勧めします。
子どもたちのあごや歯は、たぶん大人の私たちが思っているよりずっと丈夫で、
甘やかせばどんどん弱くなるけれども、鍛えればどんどん強くなると思うのです。
(子育て初心者、骨や歯に関してはまったくシロウトではありますが、経験から)
我が家の怪獣スミラーは、現在2歳7か月ですが、
離乳食が終わって歯が生え始めたころから、バゲットが大好きです。
しかも、端っこの一番固いところが。笑
気がつくと、テーブルの上のバゲットの両端がなくなっているぐらいです。
お客様の中にも、スミラーより小さくてもバゲットが大好きなお子さんもいらっしゃいます。
やわらかいパンには、少量ではありますが、バターやお砂糖を使用していまが、
フランスパン系の生地(バゲット、カンパーニュ、セレアル、コンプレなど)には、
基本的には粉と水と塩しか使用しません。
余計なカロリーを摂取させない、という点でも、シンプルな味に慣れさせるという点でも、
やっぱりお子様にこそフランスパン、なのです。
食事としてお子様にパンを食べさせたいときには、ぜひ固めのパンを選んでくださいね。
davidから、ぜひこのことをブログに書いてほしい!
というリクエストを受けました。